ナレーション:(私たちは日々、何も不自由なく暮らしています。しかし、一歩間違えば、ボタン一つで世界を不幸に陥れる可能性があることを、決して忘れてはなりません。)

ナレーション:(さて、ここで未知の宇宙に目を向けてみましょう。宇宙は無限に広がり、未知に満ちています。多くの作家が昔から作品を生み出してきました。この物語も、宇宙を題材にしています。多くの情報が飛び交う現代に生きる人々に、異なる宇宙環境で育った男女の冒険を通じて、人が追いついていない行き過ぎた文化科学と滅びゆく生態系や宇宙進出に警告と見直しをメッセージとして送ります。)

また、物語を短くまとめると、「地球人以外のアイヌには死という概念はなく、ただステージを一つ越えたということになる。」という独自の概念を基に、オリンポスアイヌの子孫であるオリンピアアイヌたちが、人間の一郎とともに宇宙船で冒険を繰り広げ、人間の科学文化と生態系の危機に警鐘を鳴らす、という内容です。


第三章「ワイナイ伝説」第二節『北帰行』


第二節に入る前に、第一節の一部振り返ってみよう、一郎とフィルは、大きなリュックを背負い、羽田空港国内線出発ロビーで出発の準備をしていた

突然、小学校低学年くらいの可愛い女の子が、一郎たちに近付いて来た。

少女:「すいません、綺麗なおねさんと、カッコいいおにーさんはモデルさんですか?」

一郎は腰を下げ、優しく答えた。

一郎:「ごめんね、モデルじゃないんだよ、テレビ局のひとだよ」

少女が、目立つ一郎とフィルの様子を見て、あれは誰?と家族に聞き、自分で聞いてこいとでも言われたのだろう?少し向こうにいた、若い夫婦が気まずそうにお辞儀をした。

家族:「すみません。もう、この子ったら、お邪魔でしょう、おいで」

さて続きは羽田からジェットの中で素敵なご夫婦に出逢い、札幌新千歳から連絡バスで地元の高校生カップルに出逢った一郎とフィル。



札幌駅で、バスを降りて直ぐ一郎とフィルは手を振り、街の方に歩いていくバスで出会った高校生カップルにに別れを告げた。

一郎:「若者、頑張れよ。んじゃまた」

二人はカップルとエールを交換した。

男女:「アドバイスありがとうございました。お二人も、お幸せに」

一郎が高校生にかっこつけて片手をあげて「おう、ありがとう」ともう一回別れを告げた。


続くようにフィルがカップルの方を向きながら笑みとジェスチャーを混ぜ、別れを告げた。

フィル:「シーユ・バーイ」

北海道が誇る大都市札幌の駅は多くの路線の大ターミナル。いろいろな色のDC特急や近郊電車も地下鉄も乗り入れ。賑わっていた。



フィルは突然、人ごみに紛れて姿を消した。彼女の動きはあまりにも速く、一瞬で目の前から消えてしまった。しかし、その消えた先で何をしていたのかはすぐに明らかになった。フィルが再び現れたとき、彼の手には美味しそうな駅弁が握られていた。彼女ニンマリと笑いながら、その駅弁を見せびらかした。その動きの速さと巧みさからは、”やっぱり妖精なの”かと思ったほどだった。

フィル:「とうとう北海道来たね、これっ。特急の中でたべよう」

一郎は驚いてフィルを見た。

一郎:「おッ、どこ行ってたの?ってか弁当買ってたの?なまらっ(超)短時間で凄いね。えーと、特急で約一時間二十五分で、旭川に着くよ。そこから、車借りて」

フィルは食事が済むと、スマホでJRの路線図を見ながら、旅行気分を楽しんでいるようだった。その間、一郎は久しぶりに訪れた故郷の北の大地の息吹を感じ、子供のころの思い出が蘇ってきた。

フィル:「旭川、おもったより、近いんだね」

一郎がフィルに昔の豪雪の路線状況を語った。
一郎:「俺がいた頃は、なまらっ大変でさ、バス乗り換えとか毎日でさ、6時間ぐらいかかった時もあったんだわ

昔の北海道の鉄道の厳しさに、フィルは大きな蒼い目をクルクルさせていた。

フィル:「オーマイガット、大変だったね」

ホームから、特急電車ライラック6号に恋人のように乗り込む一郎とフィル。一郎は今と違う交通の不便さを語った。
一郎:「当時は特急っていっても、汽車だったからね」



また、大きな蒼い目をクルクルさせたフィル

フィル:「気車って?スティームロコだったの」

と言いながらフィルを見る。

一郎:「いや、DC、デイーゼルカー、『気動車』だから『汽車』って呼んでいたのさ」

フィルは文屋魂から『気動車』を『汽車』と呼ぶと教えた程度でも、メモる癖がある様だ。

フィル:「なるほど、DCが『汽車』のことだったのね、フンフンなるほど」

北海道の誇る大都市旭川駅のホームには、函館本線、宗谷本線、富良野本線、石北本線の四路線が乗り入れているターミナル駅である。また昔は蒸気機関車の機関区として、現在はディーゼル機関車の旭川機関区として鉄道ファンに人気のある場所である。



その後すぐにライラック6号に乗り、約2時間弱で一郎の故郷、旭川に着いた。

一郎:「やっぱり電車は早いよなあ。知ってた?旭川」。

と言って、笑う。

フィル:「ホワイ?一緒に乗ってたから知ってるよ」

と言って、笑った。

一郎:「ごめん。口癖でさ、”やあ、この街に今帰ったよっ”という意味さ」

フィルは一郎を見ながら尋ねた。

フィル:「故郷に挨拶?ああ、神様に挨拶する感じね」

一郎は思ったより寒いと感じ、フィルの健康を心配しながら彼女の疑問に答えた。地元に来ると、自然と地元の話し方に戻ってしまう。

一郎:「そうね、神様にネッ。話変るけど、しばれるね。しゃこいけど大丈夫?」

テレビ局の用意してくれた地図には駅から少し歩くと指定のレンタカー屋と、ホテルがある。今夜は先ず旭川に一泊して、チェックインしているスタッフと打ち合わせということだ。

フィルは、『しばれるね』の意味がわからず、また、大きな蒼い目をクルクルさせた

フィル:「うん、しばられる?なんでしばるの?」

駅から数分、二人は話しながら歩き、あっという間にホテルに到着した。ロビーで、髪の長い長身のイケメン、チーフデレクターの毛利がソファに座って待っていた。

毛利:「中継車待ちということで予定変更。今から現地入りします。皆さんは本日中に関係筋に、最終レクチャー、スタンバイということで宜しく」

一郎が毛利に確認した。

一郎:「毛利デレクター、僕らは明日午後までにということで?いいんですね?」

東洋テレビ側は本日出発するも、一郎とフィルは今日は宿泊し、明日現地合流となった。

毛利:「やあッ河島から、お二人には、今日はゆっくりしてくださいとのことで、明日中でしたら何時でも」

雪道は四駆のSUVかjeepがあれば助かるので、前乗りのスタッフを見送った後、心配なのでレンタカー屋に二人で出向いた。

幸いホテルから歩ける距離だった。雪も少なかったので早く着いた。



到着すると直ぐ一郎は店の周りを見回して、店員を探した。

一郎:「こんちわ。東洋テレビの車を見に来ました」

フィルは事務所の中を誰かいないかと、覗いていた。

フィル:「こんにちわ、いますか?」

暫くすると、店の奥から帽子を被った背の低い男、店主の工藤が出てきた

店主:「あれー?明日じゃないのかい」と言って、困り顔。

古くからある地元の業者のようで?お世辞にもきれいな店とは言えない店舗造り。四駆のSUVがあるか心配になってきた。

一郎:「ええ。使うのは明日ですが、雪が多そうなので四駆が良いな、と、思ってきました」

店主が笑いながら言った。

工藤:「なして?うちは全部四駆だべさ。えーと東洋さん、東洋さん303、と、これかな?」

一郎は工藤を食い入るように見ながら言った。

一郎:「これですか?富裸標津温泉(架空の一軒宿)へは行けますかね??山に入っていくもんで」

用意されていたのは、最新式のピカピカのフルタイム4WDのファミリー向け乗用車だった。

工藤:「・・」と無言。

さすが北海道だけあってスノーも履いていた。が、合点がいかなかった一郎、これじゃ山越えは、緊急時に無理と思った。

工藤:「富裸標津、はんかくさ、河島さんの例のね、はいはい、東テレさん系列多いから、間違えちまうんだわ。えーとこっちなんだわ、これだったら旧型だけどさ『大雪』だって超えるべさっ。ランクル指定だったけどなくてさ、後は河島さんの指定の通り寒冷地仕様で、ディーゼルターボ2400、非常食と登山道具は全部積んであるよ。点検もあと少し時間もらうけどさ」



勘弁してくれよオヤジさん。俺が聞き返さなかったら明日遭難してたかも?そう一郎は思った。っで、『大雪』越えはないない。地元はいつもオーバートークなんだわ。

さっきの乗用車は、店主が明日の別の番組で使うものと勘違いしていた。本物は英国製のローバーディスカバリー99年ディゼルターボ4WD車だったので、合点がいった。

一郎:「ディスカバリー99年ディゼルターボ4WDですか。これは、なまら強そうだね。」


外観より内容。ここはただのレンタカー屋では無かった。放送局や山岳写真家等の便利屋でもあるようだ...非常食からカメラ、登山用具、なんとスキーまで装着済みだった。

フィル:「イエローストンやロッキーの取材車もローバーだったわ。これだったら、グジョブ」



これで安心して明日は行動できる。二人はレンタカー屋を出ると大通りをウインドショピング・久々に歩いた。こ洒落た店やビルが多くなり大分変った。

豪雪の川沿いの道路を走行する4wd。

(ブロロオー、ザッザッ、シャコンシャコン)

一郎:「やー、今年は雪がなまら降るね」

フィル:「ローバーでよかったね」と微笑む。

一郎:「うん。ホワイトアウト、なる前に着けたね」

翌朝一郎とフィルは、予定通りに朝食を済ませ出発。一路富裸標津温泉に悪路の雪の中、二時間ちょっとで無事着いた。温泉と言ってもここは、スキー場のロッジ風で、大きな駐車場を持つ一軒宿だった。二人は車を建物の近くに駐車して降りると、大きなリュックを背負いフロントに向かった。

一郎がカウンター奥に大声をかけた。

一郎:「こんちは、すません」

フィルが奥を見つつ呟いた。

フィル:「るすかな?」

一郎:「旅館だから、大丈夫とおもうんだけど」

カウンターに人が居ないので、一郎が大声で呼んでから、少したって従業員だろうか?着物を着こなした年の頃は50代くらいの日本風美人がフロントと違う通路から出迎えた。

女将:「ごめんなさい。今お掃除していたんだわ。あら、外国からのお客様、すいません近所の方が来たのかと、日本語大丈夫?OK」

一郎が横目でフィルを見ながら、自己紹介をした。続くようにフィルも自己紹介した。

一郎:「日本人です。中川一郎と申します。パートナーは」

「フィル、サイモンです。フィルと呼んでください」

一郎が女将にここにきた理由を説明した。



一郎:「東洋テレビの河島さんが、こちらに御厄介になれと言ってくれました」

女将が一通り話を聞き理解すると、カウンター横の暖炉とソファのあるコーナーに案内してくれた。
女将:「東洋さんはいつもお世話になってますのよ。遠くから寒い中、お越し頂き、ありがとうございます。今暖かいバターコーヒーお持ちしますので、そちらで、座ってお待ち下さいね」

女将が一郎たちを直ぐ暖かい暖炉のあるウエルカムコーナーのソファに案内すると、地元の香りのするバターコーヒーを持ってきた。

一郎:「ワイナイ集落の跡ってここから遠いんですか?」

一郎が女将に尋ねると、奥から人を呼び込んだ。
女将:「ごめんなさい。地元じゃないから、詳しくないさ、ちょっとまってね」と言い奥の方に呼びかけた。

女将:「くまちゃん、ちょっといいかい」

髭ずらの男、熊沢が奥から出てきた。 
熊沢:「なんね、奥さん」

女将:「ワイナイ集落って知ってる?私はここに嫁に来たから、昔のことはよく知らないんだわ」

熊沢が伝説を語り始めた。
熊沢:「なして、ワイナイさ?ワナイヌプリに昔あったアイヌモシリのことかい」

フィルのジャーナリストとしての好奇心が刺激され、熊沢にさまざまな質問を投げかけた。

フィル:「正式名称は分かりませんが、ワイナイ集落の伝説を調べに来ました」

熊沢がそんな伝説や場所がない『ワイナイ集落の伝説』を全否定し、地元に伝わる伝説の内容と場所を語った。
熊沢:「ワイナイじゃあないべさ、ワナイヌプリのポル、洞窟の伝説だべ」

一郎:「えー、集落伝説じゃないんですか?洞窟?ですか」

手代の熊沢は、二人の推理とは少し違い『ワイナイ集落』など存在せず『ワナイヌプリコタン』の奥にあった『ポル洞窟の伝説』だったと真っ向から否定した

熊沢:「そうさ」

一郎は熊沢の顔を見ながら尋ねた。

一郎:「ワナイヌプリの伝説って、内容はどの様な内容ですか」

熊沢が子供の頃を思い出して、語る。

熊沢:「俺も、子供の頃聞いた話だけどさ、大昔「ワナイヌプリ』ワイナイ山のことさ、麓にアイヌの創造主『ワリウネクル』の『コタン』村とか、街だな、二つあったんだわ。平等で平和に暮らしていたんだけどさ、ある時突然守護神『ワリウネクル』が悪魔『ウェン』に変ってしまってさ、『コタン』だけでなく「アイヌモシリ』北海道って意味かな?全部に火を放って全て焼ちまったのさ」

フィルが一郎を見ながら呟いた。一郎はそれに小さく頷いた。

フィル:「夢の話に近いね」

一郎:「うん」

酒が入り更に熊沢が昔話を語り始めた。

熊沢:「それで、生き残った『コロックル」今で言う王様かな?その妃ホトケが、みんなを助けて「ポル』洞窟ことさ。逃げ延びて「ベンチャイ」多分大きな船のことだべ。みんなを乗せて、意味わかんねーけどさ、泣きながら逃げたっていう話なんだわ」

それを聞いた一郎が熊沢に質問した。

一郎:「アイヌに仏の信仰があったんですか」

熊沢の話から、二人の推理とは違い『ワイナイ集落』など存在せず『ワナイヌプリコタン』の奥にあった『ポルの伝説』だったのか?アイヌ伝説なので分からないことが多い。内容は『ワイナイ集落伝説』そのものだった

熊沢:「もともとアイヌの神はなんでもさ、内地の『八百万の神』に似ていたんだわ、本当はワナイヌプリから神様や仏様が生まれたなんて昔話もあるしね」

最後までお付き合いありがとうでした。第二節「北帰行」はおしまい、次回はいよいよ第三章「ワイナイ伝説」第三節『雪中行軍』が始まります。熊沢の教えたルートは、現場にいる筈のテレビクルーが、二人の後を追う黒い影、獰猛な熊?そしてフィルは下から迫る何かに気付く。乞うご期待!


物語の主要な要素を簡潔に伝えています。ただし、物語の詳細やキャラクター間の関係性などは省略されています。それらを理解するためには、プロローグから全文を読むことをお勧めします。


・・To Be Continued・・




■データ 本文*で囲った言葉* 

※ワリウネクㇽ⇒アイヌの言葉で神は頂点はカンナムカムイだが・・特に人を創ったとされる神を指す。創造主
※アイ⇒矢
※アイヌ⇒ヒトやアイヌ人と意味する。
※アイヌモシリ⇒アイヌの土地や建物すべてを意味する。
※ワナイヌプリ⇒アイヌ語で崖っぷちで沢のある山。沢近くの険しい山ともとれる。
※ワナイモシリ⇒崖の下にある沢沿いの土地
※コタン⇒アイヌ語の集落=街ともとれる。
※コロクル⇒OSA長
※コタンコロクル⇒村長、町長、市長などの集落『長』の意味で取れる。
※ベンチャイ⇒アイヌ語で大きな船ですが、物語では、宇宙母船を意味します。

※手代⇒商業使用人の一つ。番頭とならんで、営業に関するある種類または特定の事項について代理権を有するもの。支配人と異なり営業全般について代理権は及ばない。現在では、ふつう部長、課長、出張所長などと呼ばれる。
大雪⇒(たいせつざん、だいせつざん)⇒北海道中央部にある旭岳などの山々からなる巨大な山塊の名称[3]。大雪山系とも呼ばれ、一帯は大雪山国立公園に指定されている、昭和生まれの人はよく大きな物の比較として「大雪」より小さいとか言ったとかなんとか。
※レクチャー⇒「lecture」と表記され、「講義」「講演」「口頭で詳しく説明すること」「説教をする」等の意味があります。色々な意味もあるが・・本編ではテレビ制作サイドが頻繁に使う(申し伝えた、言ったよね)などに用いる。
※ジーザス (Jesus) ⇒本編ではスラッグ(やばい、わあ凄い、勘弁してよなどに用いる)イエス・キリストの「イエス」の英語読みである。 このため、映画や演劇などには「ジーザス」という言葉を多用した作品が多く存在する。 また、「おお神よ」という表現や「神様! (助けてください)」という場面などに「ジーザス」ということもある。
四駆⇒四輪駆動の自動車は日本語では四輪駆動車(よんりんくどうしゃ)、略称して四駆(よんく)と称される。英語ではfour-wheel driveの略で4WD、またはall-wheel drive(総輪駆動、全輪駆動とも) の略でAWD、特に欧州では四輪のうち四輪とも駆動輪という意味で4×4( four-by-four、フォーバイフォー)とも呼ばれる。
※SUV⇒スポーツ・ユーティリティー・ビークル(Sport Utility Vehicle)の略です。 スポーツやレジャーに適した装備を持った利便性の高い車両国内外色々あるが、中でも悪路に適しているのは米国JEEP、英国Rover、日本ランクルだろう。日本のジムニー旧型20と21型は軽自動でありながらオートマでも凄っかった。残念ながら今は全て乗用車に近い。自論
※富裸標津⇒著者がイメージで創った大雪山麓にある架空の温泉宿。
※lollipopロリーポップ⇒棒つきキャンデー。スラッグで、幼児を象徴するものとして用いられることもある。物語の場合幼い心の残る初心な10代~20代の娘を言う造語。
※北帰行⇒渡り鳥の春の渡り。温暖な地域で越冬した鳥が、北の繁殖地に移動すること。ここでは故郷に久しぶりに戻る一郎の心情を言葉に例えた造語。
※real dreamやprophetic dream予知夢、正夢→事実と一致する夢。 将来、それが現実になる夢やデジャブ過去に経験・体験したことのない、初体験の事柄であるはずにも関わらず、かつて同じような事を体験したことがあるかのような感覚に包まれること

(注)挿絵はオリジナル画と、フリー素材イラストACさん、イラストボックス、イラスト屋さん、街の記録さんなどのフォトやイラストをDLし、模写しています。内容イメージに合うよう色や季節感など変たりし、オリジナルと合成して使っています。ウィキペディア(Wikipedia)ウェブリオweblio、街の記録にリンク貼っています。問題ありましたらメールかコメントください。

(注)またオリジナルや改定オリジナルの著作権利はCNBweb日本放送ーradio室に全てありますので、転写はご注意下さい。

hiro900 

手嶋 広

フィクションもどきに最後までお付き合いありがとうでした。 子供のころからサイエンスフィクションが大好なおじさんがイメージしたことを文章化してみました。 嫌じゃなかったら、またお寄りください。次回もまっています。 注:これは小説ではありません。僕の創ったメッセージフィクションです。文中にたびたび出る(アイヌ)は(人、人間、人類)のことです。特定地方の士族を指すものではありませんので、ご理解ください。

コメントを残す